上上海上上台!

今月は出張盛り沢山!休ませてくれ〜

澎湖回想 西嶼燈塔と軍事施設 

西嶼燈塔

 まず西嶼の最果てにある西嶼燈塔から紹介してしまいましょう。

 馬公市内から道路を伝って実に40kmの道のり。その道路の果てにあったのは、、、

軍事施設

 !

 何だか来てはいけない道を来てしまった感じ…。台湾陸軍のレーダー基地が行く手を遮っていました。もちろんこの先は通行不能です。灯台があるはずなのに、、、と、道を聞こうにも守衛の兵隊さんは口を聞いてもくれません。

西嶼燈塔標識

 実はこの基地門前右脇に車を停めて、そこから先は基地の外周に沿って未舗装の道を歩いて、基地の裏側に回ることになります。

西嶼燈塔入り口

 そしてようやく見えてくるのが西嶼燈塔。

 この軍事基地に圧倒されて、場所もわからず来た道を引き換えしてしまう旅行者も少なくないのだとか。これからいらっしゃる方はご注意ください。

西嶼燈塔と軍事施設

 灯台を写そうとしても、どうしても軍事施設が写ってしまう(一応ぼかしておこう…)。。。もちろんこれらの施設は撮影厳禁ですのでご注意ください。

 この灯台に程近い場所に西嶼餌砲というのがあります。

西嶼餌砲

 これは全てコンクリートで作られた大きな砲台に見せかけた偽物。見て明らかに偽物とわかりますが、これは第二次大戦中に日本軍が上空を飛ぶ敵機に対して砲弾を浪費させるためにつくったものです。綺麗な形で残っていますが、ところどころ砲弾を受けた跡があるそうなので一応効果はあったようです。

西嶼西臺

 西嶼西臺。19世紀末に中仏戦争が発生して後、この地が軍事要衝になると確信した清朝により作られた砲台跡。コンクリの下は全て地下通路で繋がっていて中は弾薬庫、宿舎などかなりの広さがあります。

西嶼の町並み

 このように少々物騒な感のある西嶼ですが、途中こんな風景も。(手前の中華式建築がなければ、地中海のどこかの港町みたいな感じがしませんか?)

澎湖回想 馬公と桶盤嶼 

馬公路標

 澎湖に来るには大抵台北から飛行機を利用するケースが多いと思います。台北からの飛行機は澎湖の中心となる馬公空港に到着しますので、この馬公本島をメインに時間があれば離島を巡るというプランになります。

 馬公市内はセブンイレブンやマクドナルドもあるほどの都会です。お土産物屋やレストラン、観光地も集中していますので、市内に宿を取ると便利です。ホテルはどこも老朽化が進んでいますが、今年4月1日より大陸からの中国人観光客に澎湖観光が開放されたことに伴い、港周辺では現在急ピッチで多くのホテルを建設しています。もちろん民宿も大変多いので、そちらを利用してもいいでしょう。

馬公地図

 (地図はUrMapさんからお借りしました)

 馬公本島の観光地は、市内、南側海岸線、そして西嶼と大きく3地区に分けることができます。市内は他に多くの紹介資料があるでしょうから割愛して、今日は南側海岸線の紹介、明日以降は西嶼を紹介することにします。

山水

 山水。ネット上では台湾の人気ビーチNo.1に選ばれたことのある大変綺麗な砂浜です。離島に行く時間のない方で海水浴をしたいという方はこちらのビーチをオススメします。(ただ砂浜を歩きたい、砂浜を眺めたいという方には、この山水以外にも多くの素晴らしいスポットがあります)

風櫃

 風櫃。玄武岩の石柱が連なったこの地には海水の浸食作用を受けて大きな洞穴が開いています。そこに寄せる波の音が洞穴の中で共鳴して周囲に爆音が轟きます。ただしこの咆哮を聞くには、波の高い日、とりわけ台風のような天候がいいとされています。でも実際問題、台風の日にこんな足元の悪い海辺になんて間違っても来たくないものです。。。

蛇頭山

 蛇頭山。ちょうど馬公市の向かい側に突き出した格好になるこの岬からは、前方に馬公市を望む絶好のロケーションです。ここには1622年にオランダ軍が台湾侵攻した際に築いた古城跡(今見ることができるのは更地だけ)、1884年にフランス軍がこの地を占領した際に大量の伝染病による死者が出たため建てた塚(慰霊碑)、1908年に火薬庫が暴発したため200人以上の死者を出してこの地に沈没した日本海軍巡洋艦松島の慰霊碑があります。

桶盤嶼

 馬公市内から船に乗って一番近い島は桶盤嶼と言って、巨大な玄武岩の柱が聳え立つ奇観を見ることができます。

桶盤嶼玄武石柱

九段下の駅を降りて坂道を〜 

靖国神社

 澎湖回想はちょっと休憩。今日は九段下に行ってきました。面接です。

 東京在住はこれまで通算20年以上あるのに、実は初めて降りたんです、この界隈。靖国神社も武道館も初めて見ました。

 この界隈を歩くと自然と口ずさんでしまいますね、あの歌。九段下、千鳥ヶ渕、光る玉ねぎ♪

 面接の方は、、、まぁまぁ感触良かったかな。帰りがけに結構立派な装丁の年次業績資料なんかもわざわざいただいたし。これ見て勉強しとけってことか。

 どうするかなぁ。。。

澎湖回想 吉貝 有名になりすぎたリゾート天国 

吉貝

 2003年に海豚灣戀人というドラマが台湾で大ヒットしましたが、その中で撮影の舞台となったのがこの奇妙な形をした砂浜。

 近辺を流れる海流の影響で形成されたこの砂の岬は幅200m以上、全長700m以上もあり、吉貝のみならず澎湖においても象徴的スポットとなっています。

沙尾嘴

 もちろんこれだけ立派な砂浜があれば、この島へ来る目的と言えば水上活動です。ただし残念ながら私のカメラは防水対応していないため写真はありません。

石滬模型

 また前回紹介した石滬も数から言えばこの吉貝が最も多く、その数何と80余り。

 残念なのはこのビーチにしろ、石滬にしろ、上から眺められるような高台がないことです。

 このビーチにある小屋に宿泊することもできますが、一泊2,000元以上もするのはやはり有名税でしょうかね。水上活動には興味ない、単純に綺麗なビーチ脇でゆっくり過ごしたいという方には望安をオススメします。

 ただ開発されたリゾート地であるからこそ、お土産物屋や食堂の類は七美望安よりもはるかに充実しているのも事実です。(とは言っても馬公の比ではありませんが)

路標

 港周辺の集落も一見の価値あり。珊瑚を積み上げて壁にしているのは澎湖の他の地域でもよく見かけますが、こちらは家の壁自体が珊瑚です。青い道標が珊瑚の落ち着いた色に映えます。

澎湖回想 望安 自然を残す穏やかな島 

望安口

 望安は澎湖の中心馬公と七美の中間に位置する島で、七美ほど観光資源豊富ではありませんが、七美よりも良質な砂浜が一杯あります。

 そのため、アオウミガメの産卵地として安定した地位を築いていますが、これも昨今の環境破壊が進むにつれて親亀が産卵するケースは減少傾向にあります。そこで政府は島の6箇所に保護区を設置して夜間の立ち入りを禁止しています。

致仙屋

 私が今回宿泊した民宿はそんな保護区内にあるため、前回アップしたとおりの素晴らしいビーチが広がっていますが、行動は厳に慎む必要があります。

 望安の見所は主に2箇所。

花宅1

 中社古厝。300年以上も前の集落で現在は誰も住んでいませんが、建物は割りとよく残っています。

 この手の古い集落跡は澎湖の各地にありますが、ここは一応澎湖で最大規模となっています。

花宅2

 廃墟マニアにはたまらない(?)場所でしょう。んー、でもちょっと昔過ぎるか…。

天台山1

 天台山。望安の標高最高地点がちょうど岬の位置にあり、ここから望安の海岸線を見下ろすと最高に気持ちいいです。

天台山2

 晴れていればもっと素敵な青い海を臨めたはず。残念。

鴛鴦窟

 この地味な写真は鴛鴦窟。左右に洞穴の入り口が写っているのがおわかりでしょうか?

 ここは大戦中望安島民が防空壕として使っていたのが元ですが、大戦末期には日本海軍が人間魚雷艦隊の秘密基地を建造し始めたものの、途中で終戦を迎え、その後洞穴も崩れ落ちて現在まで放置された跡です。観光地図上には鴛鴦窟というロマンティックな名称が書かれていますが、実際に行こうとすると道は全く整備されていないし、多数のゴミと雑草に辟易します。これは島自治体が観光スポットとして開発しようとしたものの、地図上の記載や名称イメージばかり先行させて実際の整備を後回しにして現在に至ってしまったためです。
プロフィール

Qing Zui

Qing Zui

1974年 11月24日生まれ。
1997年 大学を卒業。
      日本の会社に就職。
1999年 会社を退職して、
      台湾系企業に就職。
      アモイに着任。
2001年 青島に異動。
2002年 退職して帰国。
      日本の会社に就職。
2003年 退職。
2004年 元の会社に再就職。
      台湾の高雄に着任。
2007年 退職して帰国。
2008年 日本の会社に就職。
      上海に着任。
上の画像は
『似顔絵アバターメーカー』
で作りました
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