
普通に考えればマイナーな場所ですが、過去の例から考えてこのブログを訪れる方々の間ではかなりポピュラーな場所のように思えてきます(^_^;)。

(地図は
Googleマップさんからお借りしました)
四川省の省都成都から当時は車で片道6時間。今は交通事情がよくなって日帰り圏内になっていると思います。
ここにはご覧の通り、
山肌をくりぬいて形作られた仏像が鎮座しています。歴史は今からおよそ1300年前に遡り、日本の奈良時代に生まれました。同期に奈良の大仏がいます(笑)。

奈良の大仏が高さおよそ15mに対し、こちら
楽山の大仏は71mあります。ちょうどこの楽山の大仏の
頭一個分が奈良の大仏と同じ大きさです。
大仏の前には川が流れていますが、ここはちょうど3つの川が合流する地点にあって当時頻繁に洪水が発生していました。そこで治水を祈願するために生まれたのがこの大仏ですが、山をくりぬいて出た土砂を利用して治水工事をしたら結果的に水害は大きく減ったといわれています。大仏と治水工事と元々はどっちが目的だったのかと疑いたくなるような話ではあります。

それにしても大仏の表情がいいです。両手も大仏にしては珍しく膝の上に載せているだけ。体中のあちこちから木が生えていて、また山に戻っていくかのような佇まいを見せています。大仏というよりも本当に山の守り神といった感じ。

ここは同じく成都近郊にある仏教の聖地、峨眉山とセットで
世界遺産に登録されています。峨眉山には行ったことないのですが、いつか登ってみたいと思っています。
1995年8月撮影。