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お札に名前 

お札
 久しぶりに見て新鮮に感じました。以前の中国では結構あったように思いますけど、最近はやっていいことと、やってはいけないことの区別ができるようになってきたのだと思います。

 そもそもお札に名前を書くという行為は、自分の物に自分の名前を書く習慣とか、はたまたメモ帳代わりに書いてしまうということかと思っていました。

 しかし今回のこれ、よく見ると名前の他に学校のクラス名が入っています。どうやら、ある程度物事の分別ができるようになっていると思われる学生さんが書いているようなのです。これはちょっと様子が違うなと思っていたら、事の真相は次のようなことらしいです。

 (以下エクスプロア上海の記事から抜粋)

 長い旧正月休みが終わり、中国の学校は新学期が始まった。新学期の第一週目には、スクールバス代、食事代など諸費用の集金がある。この集金の時に、偽札が混入しても誰が持ってきたものかすぐ分かるように、お札に氏名を書かせる教師が多くいるという。もちろん紙幣に字を書いたり色を塗ることは法律で禁止されている。憂慮すべき現状を広州日報が伝えている。

 広州市越秀区の何さんは市内の省一級小学校3年になる息子、小智が学校の集金のお金に名前を書いているのを発見し、問い詰めるとなんと1年生のころからやっていたという。紙幣にいたずら書きをすることは法律違反だと叱ると、先生の指示だという。

 小智はインターネットで調べて、紙幣に書き込みをすることは法律違反であると解った。しかし、名前を書かずに集金を渡すと、先生は受け取ってくれない。先生に、法律を守りたいと言っても先生は、偽札があったら誰のか分からないと困るから名前を書けと言う。

 事実、これは小智の学校だけでなく、有名校を含む市内の多くの学校で行われている。このように法律と法律違反をさせる先生の間で、子供たちは困惑している。高学年になると、はっきりと先生の行為が間違っているとして紙幣に名前を書きたくないという生徒がでてくる。しかし、先生はその場で強制的に名前を書かせるという。

 先生たちにとっても問題は深刻だ。有る教師の話によると、担任するクラスは生徒41人、集金時には3、4万元の現金を集める。偽札があれば、先生自身が補填しなければならない。しかたなく誰が持ってきた紙幣か分かるように名前を書かせているという。

 先生に負担をかけないように、ある有名校では父母会が集金の代行をし、保護者一人ずつから確実にお金を受け取る方法をとるようになった。また、現金を子供に持たせること自体危険なので、早急に銀行振替のシステムに変えるべきだ、という声が多くあがっている。

 (引用終わり)


 偽札が相当出回っていることが背景にあるようです。偽札を掴まされないように子供たちに法律違反を強要するとは。。。

 これではようやく表れてきた文明教育の成果が台無しです。非常に根の深い問題と言えましょう。
ワタシ金融業の末端労働者なんですが衝撃的なお話ですね。

信用システムの根幹に関わる話ですが、私たちも対岸の火事、とは思わない方がいいようで。

でもこんな名前の入った大量のお札、金融機関も業者さんも受け取り拒否しないのかな?
[ 2009/02/22 18:46 ] [ 編集 ]
BING DONGさん
さすがに日本では名前を書いてあるお札は見たことありませんが、偽札という点ではどこの紙幣もリスクがありますよね。
この写真に撮ったお札も早速使ってしまいました。店員さんは落書きには目もくれず、すかしやナンバーを熱心に確認するだけでした。
[ 2009/02/23 08:58 ] [ 編集 ]
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プロフィール

Qing Zui

Qing Zui

1974年 11月24日生まれ。
1997年 大学を卒業。
      日本の会社に就職。
1999年 会社を退職して、
      台湾系企業に就職。
      アモイに着任。
2001年 青島に異動。
2002年 退職して帰国。
      日本の会社に就職。
2003年 退職。
2004年 元の会社に再就職。
      台湾の高雄に着任。
2007年 退職して帰国。
2008年 日本の会社に就職。
      上海に着任。
上の画像は
『似顔絵アバターメーカー』
で作りました
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