今日高雄に帰ってきました。(帰ってくるべき場所が違うじゃないか、という突っ込みはさておき…)
明後日にはまた別の場所に出発するので、今日明日で今回の澎湖旅行中、
七美島についてまとめておこうと思います。

そもそも
澎湖というのは中国大陸と台湾の間に位置する90もの島嶼からなる群島の総称です。
(地図は
UrMapさんからお借りしました)

その中で七美島は最南端に位置する大きな島で、面積7平方キロメートル、人口3,000人が暮らしています。
港周辺に少々建物が密集している以外はほとんどが草原で、
先日私が載せた写真からは何もない島と誤解されそうですが、実は豊富な観光資源に恵まれた素晴らしいところです。今回澎湖の主な島を巡りましたが、私の一番のお気に入りはこの島でした。
まず七美という島の名前の由来から。

400年以上も昔の話。当時倭寇(漢字の意味からすると日本人の海賊ですが、この当時は必ずしも日本人というわけではなかったようです)がこの島を襲い、陵辱から逃れられないと悟った七人の女性が井戸に投身自殺しました。その後残った島民は彼女達を哀れんで井戸を埋めてそのままお墓にしました。するとそこから七本の樹が生えてきたことから人々はそれを七人の女性の化身だとあがめたのです。これらの樹はこの400年以上もの間、強烈な潮風にも耐え、一年中緑の葉をつけ続け、島民の精神的象徴とされてきました。こうした伝説に基づいたのが現在の
七美の名前の由来となっています。

七美の名を全国区にしているのは、
トコブシ(九孔)の養殖です。この島の主要な産業となっています。
また
雙心石滬も澎湖観光では外せないスポットです。
石滬とはそもそも浅瀬に石垣を築いて、満潮の時に入ってきた魚が引き潮時に出られなくなることを利用した漁法で、澎湖には大小様々500あるとも言われていますが、このように2つのハート型が連なったものは珍しく、また崖の上から見下ろすことができる点も思いがけず優良な観光資源となっています。

明日は七美の他の観光スポットを紹介します。