上上海上上台!

中国と共に浮かれてみる月間

Z君、おつかれさま 

PC

 パソコンは会社から支給されているのですが、セキュリティーの関係で非常に使い勝手がよろしくありません。

 今まで個人で使っていたパソコンはCDドライブが故障してしまっているので、この際思い切って新調することにしました。

 奥は今まで使っていたバイオノートZ。手前が今回新調したバイオノートS

 Zは5年前のモデルですが、今でも充分通用するスペックの高さと、デザインの美しさから、今でも根強いファンがいます。さすが当時「何もあきらめなかったモバイル」とCMうっていただけのことはあります。そして私にとっては台湾生活をずっと共にした愛機。愛着があります。

 私のZ君は、CDドライブが使えないだけで他は全く問題がないので、私がたまに日本に帰国した際にはまたお付き合いいただくことにしましょう。

 それに引き換えS。あ、いや、Sが悪いわけじゃなかった。問題なのはVISTA。まだ新品なのにこんなに動きが遅いってどうよ?SのメモリはZの2倍あるっていうのに、動作も2倍の時間がかかっています。こりゃ早速メモリ増設を検討した方がいいかな。

 それとうっかりしていたのは、今までXPで使っていたソフトがことごとく使えなくなってしまったこと。VISTA用に必要なソフトも新調して追加出費5万円強。。。

 これじゃZ君のCDドライブ修理した方がよかったかも、なんて思っても後の祭りなのでした。

中国産冷凍ギョーザ騒動に物申す 

 まだ現段階で製造元や販売元による原因特定ができていないのでコメントは差し控えようと思っていたのですが、これだけ大きな騒動になれば全く書かないわけにもいかないかなと。

 まず農薬で人が中毒になり、口もきけないほどの麻痺状態になるというのはどういうことなのかを考えてみましょう。

 農薬には食品への残留基準があって、その数値を超えたら危険ですよーというのはどなたもご存知と思います。その残留基準というのは色々科学的データを元にして決められるのが通常ですが、そのデータの1つにADIという数値があります。

 ADI=Acceptable Daily Intake 日本語では一日摂取許容量と言います。単位はmg/kg/day。人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響を及ばさないと判断される量。問題のメタミドホスという殺虫剤には、0.004という数値が定められています。

 例えば体重50kgの人を例にとりますと、0.004mg/kg/day=0.2mg/50kg/day。すなわち一生毎日0.2mg摂取しても何ら問題はないと言えます。

 仮にギョーザに使用されたキャベツにこの農薬が残留していたとしましょう。キャベツのメタミドホス残留基準値は1ppm(=0.000001=0.0001%)。これを超える濃度が検出されると違反になります。ただし普通に農薬を散布する程度では、この1ppmを超えるというのはそうそうありません。

 今回問題になった冷凍ギョーザは40個560g入りです。1人5個食べるとしましょう。ギョーザの重量は70gです。70gのうちキャベツの量はいかほどでしょうか。多くても30%くらいかな。21gです。この21gに0.2mg以上の農薬が混入している場合、その農薬が占める重量比は、0.2÷210=0.1%ほどです。(もちろんこれを毎日食べ続けても健康には何も影響がないわけです)

 この0.0001%と0.1%は比率を求めている対象が違うので本来比較することはできませんが、ぱっと見た感じ余りにも濃度が高いなーという印象。今回のギョーザでは人が倒れるほど残留していたわけで、普通に畑で農薬を使いすぎてるといったレベルの問題ではないなぁというのが、まず最初の印象でした。

 それにメタミドホスという農薬は加熱で分解されやすく、ギョーザを加熱調理しても人が麻痺状態になるというのは残留というよりも、薬剤が直接ギョーザに触れたか混入したと考えるのが妥当です。

 その証拠に実際にひどい中毒症状を起こしたのは現在まで10人ほどに留まっており、家族で食べていた状況を考えると該当商品は3袋ほどでしょう。今回問題を起こしたものと全く同じ製造ロットで回収対象になっている商品は約1万5千袋もありますから、もし原材料に農薬が残留していた場合には被害はもっと拡大していたはずです。つまり原材料への残留ではなく、製造過程での故意か過失による混入と考えることができます。と思っていたら、今日の報道では外装袋に縦約1mm、横約3mmの穴が開いていたそうですね。これは人為的な故意による事件の可能性が非常に高いでしょう。

 事件だとするならば、この問題は非常に限定的な範囲で収束するものと思われます。中国産の全てを悪者扱いするのは妥当性を欠いており、私達はもう少し冷静になるべきだと思います。ひょっとしたら日本国内の流通段階での混入(=愉快犯?)なんて落ちもあるかもしれません。

 問題を起こした物と同じ商品は食べないようにするのは当然ですが、それ以外の商品については今回の原因が完全に究明されるのを待ってから対処してもいいと思います。

(2月2日01:00追記)
 2月1日夜からマスコミ各社で一斉に「ピンホールがあった事実」「メタミドホスの残留は130ppmもあった事実」「故意または過失による混入説」を報道し始めました。業界関係者であれば私が上記で書いた通り、極めて不正常な状況で混入した可能性があることは最初から気づいていたはずで、それ見たことかと思っている人も少なくないと思います。甘利経済産業相は大変冷静なコメントをしていましたが、それ以外の桝添厚労相、民主党などは相変わらず中国を最初から疑ってかかる言動を続けています。これ、万が一、日本国内での混入なんて落ちが付いた日には、大変な国際問題に発展すると思いますが、果たして大丈夫なんでしょうか?私はつい先日、マスコミの表面的な報道に踊らされる盲目的な日本の大衆について警鐘を鳴らしたばかりですが、今回日本が自分で自分を傷つける最悪の結末にならないことを祈るばかりです。

トップではなく 

 昨年初めてデジイチを買ったときに選んだペンタックスというメーカーは、日本で初めて一眼レフカメラを作ったという歴史も技術力もある会社なんです。しかしながらデジイチのシェアではニコン、キャノンの2強に大きく水をあけられ、会社もHOYAに買収されるという凋落ぶり。

 競合各社が年末商戦に合わせて、新モデルのデジイチをバンバン投入したのに、ペンタックスは一社沈黙を守ったまま。買収されてそのままカメラ事業からも撤退してしまうのでは?とファンをハラハラさせていました。

 が、今日ようやく新モデルの発売を発表し、ペンタックスファンの間ではちょっとした祭り状態となっています。

 カメラはニコンやキャノンでなく、ペンタックスを使う私。携帯はドコモでなく、ソフトバンクを使う私。飛行機はJALでなく、ANAを使う私。スナックはカルビーでなく、ハウスが好きな私。。。

 意識しているわけではありませんが、あんまり業界トップの商品を使っていません。2番手以下はやっぱり意気込みが違うんでしょうかね。トップにはないこだわりでファンのハートをしっかり掴みます。

 そう言えば私はJALに乗るとろくな目にあいません(たまたまなんでしょうが)。機内食はなぜか火が通っていない冷たい物が運ばれてきたり。アモイへ行った時は軍事演習で引き返されたり。客室乗務員の態度はいつもつっけんどん。あからさまに客を差別しているような態度を見せられることも。

 祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。

 そう言えば、日本はもはや経済は一流ではない(by大田弘子経済財政政策担当大臣)とは面白い発言でした。真の強さは自分の弱さを分析認識した後で発揮できるもの。危機感を持っている人はやっぱり最終的には強いです。業界トップは足下をすくわれないように、そして2番手以降はそのマインドをずっと持ち続けてほしいです。

 マスコミに煽られて闇雲に中国バッシングしている大衆が心配です。日本がいずれその中国に足下をすくわれるかどうかは、その人たちの今後の分析力、認識内容にかかっているような気がします。

 何だか自分で書いてて話の流れがよくわからなくなってしまいました。とどのつまりは、企業にしろ国家にしろ2番手以降の勢力が面白いということです。
プロフィール

Qing Zui

Qing Zui

1974年 11月24日生まれ。
1997年 大学を卒業。
      日本の会社に就職。
1999年 会社を退職して、
      台湾系企業に就職。
      アモイに着任。
2001年 青島に異動。
2002年 退職して帰国。
      日本の会社に就職。
2003年 退職。
2004年 元の会社に再就職。
      台湾の高雄に着任。
2007年 退職して帰国。
2008年 日本の会社に就職。
      上海に着任。
上の画像は
『似顔絵アバターメーカー』
で作りました
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